東御市再訪

未分類

47才の私ですが、新しいお友だちが出来ました。

 

年を重ねると新しい出会いを、「友だち」に育てていくのは、なかなか容易ではありません。

知り合いのままで終わることが多いですよね。

でも、新しいお友だちが出来ました。

私は勝手にそう思っておりますが、おそらく先方も私をお友だちと思ってくれていると信じます(笑)

それは今年1月に、私のベーコン教室を主催してくださった宮野さんご夫妻。

長野県東御市で自然農園アグローノムを経営されています。

Facebookで私のベーコン教室をご興味いただいて、東御市での開催のご縁をいただきました。

その時は、主催者と講師という立場でいろいろお心遣いをいただきました。

東御市は恵那から、遠い所ですので1泊2日で行ったのですが、すっかり東御市の人たちに魅了されてしまったのです。

宮野さんを始め、宿泊した農家民宿「おみやど」の宮下オーナー、そしてベーコン教室に参加された、柔らかな人たち。

素敵な人に囲まれて、自分の創った「ベーコン教室」と「ロースト三昧教室」をさせていただくのは、素晴らしい体験です。

参加されたメンバーには、ワイナリー経営を始める方、ワインレストランを経営されるシェフ、ペンション経営者、猟師女子、等々、面白い方ばかりでした。

「この土地はなんか違う」と直感しました。

そして、恵那のお友だちを誘い、「恵那・東御市視察団」を結成、車一台で再訪いたしました。

 

恵那で自然農園ファームルーツを経営する佐藤夫妻は、「アグローノムさんの農園を見に行こうよ。農家民宿に泊まるのでそこも参考になるかも」と伝えたら、即参戦。

もう一人のお友だちも含めて、計5人の視察団です。

 

まず訪ねたのが、宮野さんの「自然農園アグローノム」

東御市は標高850mと非常に高地で、雪は少ないですが寒さ厳しい土地。

その地の農業を、学ばせていただきました。

恵那とは違う風土ですが、とっても学びがありました。

自然農、スタンス、規模、季節、種、マーケティング、セリング、6次化、ワイナリー・・・。

視察しないと見えないことがたくさん。

15時の訪問からたっぷり2時間、吸収させていただきました。

 

その後、農家民宿おみやどへチェックイン。

そのオーナー、宮下さんも凄い男です。

お友だちです。

神奈川県出身の彼は、古民家を借り、そこをゲストハウスとして農業体験宿泊施設にされています。

いろいろなイベントを企画し、東御市に人と人の交流の場を創っています。

さてここからはもう宮下ワールド。

夜の交流戦、「東御市VS恵那市」一品料理持ち込み対決?を企画してくれました。

東御市は、宮野家族、宮下オーナー、Iさん、N沢さんチーム。

恵那市は、我々5人。

おみやどスタイルの豆乳鍋を中心に2市が対峙し、自慢の品を出し合いました(笑)

美味しい宮野さんの野菜サラダ。

手作りドレッシングがまた美味しいかった。

宮野さんの奥様は、アグローノム6次化担当で、トマトソースやジャムを作っておられます。

東御市の麺太めの焼きそばは一瞬で無くなってしまいました。

 

しかししかし、うちら恵那軍団も負けていませんよ。

佐藤夫妻手作りのキムチ。

笠置町のゆべし。これがワインにあってビックリ!

飯地町のスルメ麹漬。

私手作りの6年熟成生ハム、和牛のオリーブオイル漬けルイベ。

 

交流戦対決はめでたく引き分けとして(笑)、飲んで話してやっぱり2時まで。

人と人が交わるだけで、こんなに楽しい時間が過ごせる。

場の力を持った宿、農家ゲストハウスおみやどは、すごいところです。

人と人のマリアージュ。

 

そして翌日。

二日酔いながら、視察は続きます。

今回は、東御市の新しい地場産業、ワイナリーです。

今、ワイン特区として新旧5ヶ所ものワイナリーが出来て、まだまだ増殖中。

その先駆けとなったのが、ヴィラデストワイナリー園。

そちらで私はすごい人を知ります。

玉村豊男さん。

エッセイストでフランス料理を広く日本に紹介された方。

45才で東御市にヴィラデストワイナリーを開園し、一大地場産業の原点となられました。

今は、千曲川ワインアカデミーも主宰され、後進の育成もされています。

私は玉村豊男さんの生き方に非常に今回、感銘を受けました。

100年も200年も残る地場産業をお一人で生み出した人です。

文章も絵も農も料理も多才。

玉村豊男という職業をされているんだなぁと勝手に推察しています。

ヴィラデストワイナリーで玉村豊男さんを知り、すっごいインスピレーションが降ってきました。

その後も違うワイナリーを宮野さんの案内で訪問させていただきました。

産業としてのワイナリーを見て、お酒は非常に付帯産業が多いことにも気づきました。

お酒は食と繋がります。

素敵なレストランが出来ます。

そしてそのレストランには、東御市の野菜が繋がります。

今、日本の地方が悩む空洞化、少子高齢化、限界集落化が解決出来ちゃうような話しなんです。

それを玉村豊男さんは独りでやっちゃうんですよ!わずか10余年で!

もう勝手に師匠ですよ。

 

ワイナリーを視察後は、昼食です。

お会いしたかった人がいるんです。

東御ワインチャペルの石原オーナーシェフ。

私の教室にもご参加いただいて、お話も素敵な方で絶対、このシェフのお料理を食べようと思っていたんです。

それはもう素敵なレストランでした。

私はもうメニューは決めていて、シェフの開発した東御カレー。一択。

「この味は何だろう」と、アナリゼが楽しくなる素晴らしいお味。

石原シェフとの再会、素敵な奥様との会話。

おもてなしに時間を忘れてしまいました。

東御ワインチャペルでは、東御市のワイナリーのワインが全部飲むことができます。

しかもグラスで注文が出来るので、たくさんのワイナリーの飲み比べが出来てしまうのです!

東御市のワインと食が一度に楽しめる、素敵なレストランです。

 

こうして視察団の仕事を終え、帰路に着きました。

東御市のファンを自認しておりますが、さらにファンになって帰ってきました。

視察団の佐藤夫妻も東御市のファンになったはず。

帰路の車中では、「今度は、恵那に皆さんをお招きしたいね」と盛り上がりました。

 

視察のお土産は、やっぱりワイン。

東御市のワインをたくさん買って帰りました。

居酒屋ひでは、今、ワイン祭りです(笑)

東御市のお友だちに思いを馳せながら、夜の晩酌を楽しんでいます。

また絶対、東御市に遊びにいきます。

恵那のお友だちの皆さん、ぜひご一緒しませんか。

東御市VS恵那市の交流戦は熱いですよ!

おみやどというリングがあなたを待っています(笑)

 

ご縁をいただいた宮野さん、宮下さん、西沢さん、石原さん、ありがとうございました。

お友だちでいいですよね??

今後共よろしくお願いいたします。

 

ぜひリンク先をご覧ください。

西洋野菜のアグローノム

農家ゲストハウスおみやど

東御ワインチャペル

タイトルとURLをコピーしました