ヒゲに悩んでも、除毛クリームとかムダ毛リムーバーという化学薬品を使ってはいけません。
使用法にも顔は使用禁止と書いてあると思われますが、勘違いか読み忘れたか、青ひげに除毛クリームを塗ってトラブルに遭う方が多いようです。
除毛クリーム、リムーバーとは、強アルカリ溶液を部位に塗り、毛を溶かすという脱毛です。
アルカリでパーマ液のようなイメージでしょうか。
毛を溶かすくらい、強い化学物質です。
当然、肌にも非常な負担になります。
人によって、使い方によって強烈なアレルギー反応が起こりかねません。
それを顔の皮膚に乗せるなんて自殺行為も甚だしいです。
でも知らずに、使ってしまう方が増えているようです。
厚生労働省、消費者庁、生活相談センターが警告
除毛クリーム、リムーバーの肌疾患トラブルは、実数が非常に多く報告されています。
監督官庁、役所でも問題視され、消費者に注意喚起をするよう各都道府県の衛生局などに通達文書が送られているほど。
男性の皮膚トラブルがすごい勢いで増えています。
ネット通販の影響でしょうか。
引用しますのでご覧ください。
引用:厚生労働省資料 https://www.mhlw.go.jp/content/000579631.pdf
絶対に青ひげで顔に除毛クリーム、リムーバーは使ってはいけない
メンズエールは、脱毛エステだけではなく皮膚を大切に守ることを、お客様にお伝えしています。
除毛クリーム、リムーバーはお肌に乗せてはいけない、と強く思います。
理由は、危険だから。
強力な化学物質、化学薬品で肌に残留した場合、炎症を起こして、火傷のようなシミが皮膚に残る可能性があります。
適正な使い方をして、安全性を高めれば大丈夫、と言うかもしれませんが、知識のない子供が時間を間違えたりすることは自然に起こりうると思います。
子供のデリケートな皮膚が火傷のように傷が残ってしまったら、大問題です。
少し前に、「茶のしずく石鹸」で重篤なアレルギーを消費者に起こした事件がありました。
被害に遭われた方たちは、今も長く苦しみ続けています。
男性にとっても、顔に傷がついたら、本当に辛いですよ。
一生の問題になりかねません。
化学薬品を使っている、という危機意識を持ってください。
顔だけでなく、身体に乗せることも私は反対です。
絶対にオススメできません。
除毛クリームで日本人の皮膚はケロイドになりやすい
日本人の肌質は、白人や黒人よりもケロイドになりやすい肌質です。
皮膚が薄いんですね。
そしてキメが細かい。
男性も、キメの細かい肌の方が多いのが日本人です。
湿度、温度、紫外線など、そうした環境で肌は適合していくのです。
白人の住む地域は、寒く乾燥し紫外線が少ないので、熱が逃げないように角層が厚く育ちます。
日本人、日本は、湿度が高く角層が薄くても乾燥しない地域なので、薄いのです。
ですので、日本人の肌はデリケートな肌質なんです。
皮膚科学でも習いますが、日本人の肌はケロイドになりやすいです。
除毛クリーム、リムーバーで火傷をしてしまうと、肌が引きつってしまいます。
こうした危険性があるので、オススメできません。
自己責任、という言葉がありますが、エステ従事者としては不安です。
顔にも、身体にも除毛クリームを乗せてはいけません。オススメできません。